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日本サッカー協会(JFA)は3日、第102回天皇杯3回戦のスタジアムを発表した。


2回戦は3試合が未開催の中、ここまではJ1の全チームが勝利するという状況。ジャイアントキリングが代名詞である天皇杯だが、今大会ではそれが起きていない。


3回戦ではJ1勢vs J2勢の対戦が数多く組まれる中、ガンバ大阪vs大分トリニータ、鹿島アントラーズvs大宮アルディージャ、浦和レッズvsザスパクサツ群馬と指揮官が古巣と対戦するというカードも行われる。


試合は6月22日に一斉で開催。ここでもJ1勢が順当に結果を残すのか、注目が集まる。

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会では、8日に2回戦が行われた。


1日に29試合が行われ、残すところあと3試合となっていた天皇杯2回戦。今年度の大会は波乱が起きず、1日終了時点ではアマチュアチームがどこも勝ち上がれない結果となっていた。


第102回天皇杯|試合日程・結果・テレビ放送予定


そんな中、8日の北海道コンサドーレ札幌vs桐蔭横浜大学では白輪地敬大の2得点により桐蔭大が前半中に2点をリード。それでも、後半に入ると金子拓郎と青木亮太がネットを揺らして札幌が同点に戻す。土壇場の89分に寺沼星文が勝ち越し弾を決めたが、岡村大八が後半ATに決めてまたも札幌が追いついて延長戦に突入する。そして迎えた延長後半の111分に金子がこの日2点目を沈め、札幌が4-3で死闘を制した。


横浜FCvsソニー仙台FCにおいてもフェリペ・ヴィゼウ、西山大雅の得点で横浜FCが前半中に2点をリードしたものの、松本拓海、秋元佑太が後半序盤に決めてソニーが試合を振り出しに。そして延長前半の93分に平田健人が逆転弾をマークしたが、延長後半の115分に西山の自身2点目を沈めるなど横浜FCも譲らない。PK戦に突入すると、横浜FCが3-1で3回戦進出を果たしている。


一方、FC東京vs富士大学では渡邊凌磨とアダイウトンの得点で前半中からFC東京が優勢を維持。そのまま試合を終えて2-0で順当な勝利を収めた。なお、今年度は2回戦終了時点でアマチュアチームが全滅する結果となっている。


6月18日(土)と19日(日)に開催されるJリーグの試合プレビューを一挙に紹介。J1リーグが9試合、J2リーグが11試合、J3リーグが9試合開催される。


6月18日

14:00 ジェフユナイテッド千葉 vs 大宮アルディージャ(J2)


千葉は前節FWブワニカ啓太が3試合連続得点をマークしたものの、引き分けで4連勝とはならず。前回対戦で今季初勝利を献上した相手に雪辱といきたい。対する大宮は新体制でのリーグ戦初勝利。長期離脱からの復活を印象づけたMF泉澤仁のゴールはチームに大きな勢いをもたらしそうだ。


17:00 福島ユナイテッドFC vs FC岐阜(J3)


横山雄次監督が就任以降、リーグ戦では無敗を続けている岐阜。前節は鹿児島ユナイテッドFCを首位から引きずり下ろす勝利を挙げ、上位陣追走へ弾みをつけた。対する福島は連敗こそ免れたものの3試合勝利なし。ホームの岐阜戦は2年連続で敗れているだけに雪辱を果たしたい。


18:00 鹿島アントラーズ vs 京都サンガFC(J1)


鹿島は首位と勝点1差の2位。チームを牽引しているのがFW上田綺世とFW鈴木優磨で、ここまでは2人合わせてチームの半数以上の得点を叩き出している。ただ、上田は負傷の影響で出場が不透明、鈴木も出場停止となっており、再開初戦からチームの総力が問われることになりそうだ。


京都は5勝5分6敗の9位。浦和レッズ、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレとACL出場クラブを次々と破るなど、ここまでは昇格組らしからぬ戦いを披露している。FWピーター・ウタカは一時得点ランクトップに立つ活躍を見せており、今節もエースにうまくボールを集めたい。


18:00 湘南ベルマーレ vs FC東京(J1)


湘南はJ1ワースト2位という得点力不足が響き、降格圏の17位に。ただ、前々節には川崎フロンターレを4-0で破っており、残留圏浮上の足がかりを掴んで中断期間を迎えている。5月はFW町野修斗が4ゴールと存在感を示しており、今節もエースの風格が漂う背番号18に要注目だ。


対するFC東京は7勝4分5敗の6位。アルベル監督の下でボール保持型のスタイルにシフトチェンジしつつ、上位をしっかりとキープできていることは収穫だ。今節はMF松木玖生がU21日本代表の活動で欠場するものの、再開初戦を勝利で飾り、さらなる上位進出を伺いたい。


18:00 清水エスパルス vs アビスパ福岡(J1)


清水は平岡宏章監督との契約を解除し、ゼ・リカルド新監督を招聘。ブラジルで十分な実績をもつ指揮官の下で、プレーオフ圏内からの巻き返しを図る。キーマンはGK権田修一。直近3試合はいずれも複数失点を喫して敗れているだけに、まずは守備の立て直しがカギを握る。


福岡はここまで16試合で10失点とリーグ最少失点の堅守を誇る。先週のルヴァンカップでもベスト8進出を決めており、チーム状態は良好だ。主将のMF前寛之はGK以外で唯一全試合フル出場を続けており、この試合でもチームの心臓として堅守速攻のスタイルを支えたい。


18:00 ジュビロ磐田 vs サガン鳥栖(J1)


磐田は現在16試合を終え、降格圏まで勝ち点2差の15位と波に乗れていない。仕切り直しとなるホームでの再開戦は、下位集団から抜け出すために重要な一戦だ。注目は、今季開幕から先発出場を続けるMF遠藤保仁。苦しい時こそ頼りになる大ベテランが、チームを勝利へ導く。


鳥栖は中断前の直近3試合を1勝2分と、現在8位につける。川崎F、鹿島といった上位勢相手との対戦もドローで乗り切っており、持ち前のハードワークを武器とした粘り強さが光る。4位までが勝ち点差3以内にひしめく混戦のため、上位進出を見据えるならば負けられない。


18:00 いわてグルージャ盛岡 vs 徳島ヴォルティス(J2)


岩手は中2日で迎えるホーム連戦。ここ3試合負けなしと低迷からは脱しており、0-5で敗れた前回対戦の雪辱を果たしたいところだ。上位との対戦が続いた徳島は、4試合連続で引き分け中。先制点を挙げることはできているだけに、リードした後の試合運びが勝点3への鍵を握る。


18:00 ベガルタ仙台 vs 横浜FC(J2)


後半戦最初のゲームにして昇格争いを大きく左右しそうな、2位・仙台と3位・横浜FCの上位対決。前節はともに勝点1の上積みにとどまり、1位のアルビレックス新潟との差は2ポイントに広がった。勝てば暫定首位に浮上するシックスポイントマッチ。注目の一戦を制するのは果たしてどちらか。


18:00 栃木SC vs 大分トリニータ(J2)


栃木は今節、赤ソックスを着用してのホームゲーム。かつてチームの象徴だったコロンビアカラーの組み合わせを再現し、4試合ぶりの勝利を狙う。前節の敗戦で上位との差が広がった大分はFW長沢駿に注目。カルロス・グティエレス(栃木)とのエアバトルは見応えがあるものとなりそうだ。


18:00 東京ヴェルディ vs レノファ山口FC(J2)


3試合連続で追いつかれ、ここ7試合勝利なしとなった東京Vは指揮官交代を決断。味の素スタジアムに“帰還”する城福浩監督のもと、後半戦の巻き返しを狙う。対する山口は今季アウェイで10試合未勝利。ホームでの前回対戦で恩返し弾を決めたFW高木大輔には、嫌な流れを払拭する活躍を期待したい。


18:00 ロアッソ熊本 vs 水戸ホーリーホック(J2)


熊本は前節ルーキーのFW土信田悠生がプロ初ゴール。3試合連続の引き分けと勝ちきれない中、明るい材料となった。対する水戸は途中出場のFW梅田魁人が投入直後に均衡を破る決勝弾。待望の加入後初得点は、今季初の3連勝を狙うチームにとってもこの上ない後押しとなるはずだ。


18:00 SC相模原 vs カマタマーレ讃岐(J3)


3連勝を狙った相模原は直近の第8節に1-2で敗戦。3試合連続で同じ11人が先発に名を連ねたが、八戸でのアウェイゲームから中2日とあり、メンバー構成に注目だ。一方の讃岐は前節終了間際に失点して3連敗。ゴールに迫るシーンはつくっているだけに最終局面の精度を磨いていきたい。


18:00 愛媛FC vs 松本山雅FC(J3)


FW小松蓮の2ゴールで藤枝MYFCとの上位対決を制し、2位に1ポイント差と肉薄した3位の松本。長らくJ2の舞台でしのぎを削ってきた愛媛との一戦に臨む今節、2戦2敗に終わった昨季のリベンジを狙う。対する愛媛は3戦ぶりとなるホームゲームで再び良い流れをつかみたいところだ。


19:00 浦和レッズ vs 名古屋グランパス(J1)


浦和は中断前、4月以降未勝利と長いトンネルから抜け出せずにいた。集中開催となったACLを含む過密日程で歯車の狂ったチームだが、中断期間を経てフレッシュな状態で戻ってくる。再起をかけた3年計画の最終年として、J1優勝を目標に掲げている浦和は10試合ぶりの勝利をつかみ取ることができるか。


名古屋もここまで10位と波に乗れていないが、直近のルヴァンカップでは京都を2戦合計7-1で下して8強入りを決めている。現在J1ワースト3位と悩まされてきた得点力不足にも、改善の兆しが見られる。巻き返しを図りたいチームは、ルヴァンカップで得た勢いをリーグ戦にも持ち込めるか。


19:00 柏レイソル vs ヴィッセル神戸(J1)


柏は現在4位で、公式戦3連勝中と好調を維持。失点数もリーグで3番目に少ない14点と、安定した戦いを見せている。首位までの勝ち点差はわずか「4」とさらなる上位進出を狙えるだけに、ホームでの再開初戦を勝利で飾りたい。


神戸は中断前の16試合でわずか2勝しか挙げられず、最下位転落と悪夢のような前半戦を送った。ただ、ロティーナ監督の就任により課題のあった守備面に改善が見られるほか、直近の天皇杯ではFW 大迫勇也が2ゴール。悩み続けた得点力不足にも明るい兆しが見える。まずは、目の前の1勝を積み上げ最下位脱出を図りたい。


19:00 川崎フロンターレ vs 北海道コンサドーレ札幌(J1)


川崎Fは9勝3分4敗の3位。ここまで喫した4敗のうち3敗はいずれも4失点を許すなど、王者らしくない姿も露呈している。それでも、首位との勝点差は「1」。30試合でわずか2敗と好相性を誇るカードで強さを示し、史上2クラブ目のリーグ3連覇に向けてギアを上げたい。


一方、札幌は4勝8分4敗の11位。一時は5試合連続無失点と守備が安定していたが、直近2試合は計10失点を喫しており、王者とのアウェイ戦では守備の立て直しが不可欠だ。このカードは毎試合“外れ”のない好ゲームが見られるが、今回は最終ラインの踏ん張りがカギを握る。


19:00 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス(J1)


G大阪は今季から片野坂知宏監督を招聘。ここまではGK東口順昭、FW宇佐美貴史らの長期離脱も響き、13位と思うような結果を残せていない。ただ、東口はすでに練習に合流し、今季初出場の可能性が浮上。リーグ最多得点を誇る相手に対し、守護神の復帰は心強い材料となる。


横浜FMはリーグ首位で中断期間を迎えた。ACLでも決勝トーナメント進出を決めており、大胆なターンオーバーも行いつつ、ここまでは総合力の高さを見せつけている。FWアンデルソン・ロペスは残り4試合欠場が続くが、今節は豊富なアタッカー陣を擁して前半戦首位ターンを狙う。


19:00 サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪(J1)


広島はここまで15試合を消化し、6勝6分3敗の7位と悪くない前半戦。4位の柏とは勝ち点3差だが、試合数が1試合少ないためさらなる上位進出も狙える。好調のチームを牽引するのは、ここまで4ゴール3アシストのFW 満田誠。ルーキーイヤーながら、鮮烈な結果を残す期待のアタッカーがチームに勢いをもたらす。


対するC大阪は、公式戦7試合無敗とこちらも好調。安定した守備に加え得点力も向上し、現在5位につける。上向きのチームを象徴するのはDF 毎熊晟矢。5月のリーグ戦全6試合に先発出場し、3ゴール2アシストの活躍を見せた。ともに勢いに乗る両者の対決は必見だ。


19:00 モンテディオ山形 vs ヴァンフォーレ甲府(J2)


水曜日のいわてグルージャ盛岡戦では、1-3から終盤に2点を追いつく粘りを見せた山形。中2日で迎える今節は、途中出場で得点を挙げたFWデラトーレ、MF山田康太に期待がかかる。対する甲府はここ7試合で6度の引き分け。上位進出のためにも、勝点4差で上をいくホームチームを叩いておきたい。


19:00 ファジアーノ岡山 vs FC琉球(J2)


岡山は前節1点を守り切り2連勝。FWミッチェル・デュークの招集されたオーストラリア代表がワールドカップ出場を決めたこともチームを勇気づけそうだ。最下位の琉球はバレンシア(スペイン)でヘッドコーチを務めていたナチョ・フェルナンデス氏の監督就任を発表。外国人選手も試合に絡み始めた中、逆襲を誓う。


19:00 V・ファーレン長崎 vs ザスパクサツ群馬(J2)


2試合連続で劇的な勝利を収めた長崎だったが、試合翌日に監督交代を発表。当面はU-18監督の原田武男氏が指揮を執る。プレーオフ圏内につける中で衝撃が走るニュースとなったが、ここ5試合勝利のない群馬から3ポイントを取り切り、3連勝で後半戦をスタートさせることができるか。